環境とエネルギー×明日を活きるための僕らの選択=
環境エネルギー政策、特に自然エネルギーについて扱うブログです。 訪れてくださった皆様ありがとうございます。
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唯道 歩 (Tadamichi Ayumu)
  • 唯道 歩 (Tadamichi Ayumu)
  • 環境エネルギー政策について学ぶ大学院生です。
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鳥取県、11月下旬から風力発電・ミニ公募債を発行
近年、日本の自治体が風力発電事業を行う際に、公募債を
発行してその資金調達を行おうとする事例がいくつか出始
めてきた。
  鳥取県名和町が事業化しているのが最初の例で、神奈川県、
そして今回の鳥取県が続いている。

 公募債を利用した自治体の風力発電の特徴はどういったものだろうか。

・自治体主体の事業(公共事業)なので、事業運営・責任は自治体が負う。
・そのための資金の一部を市民から公募債という形で集める。

 自治体としては、公共事業の資金を税金ではなく、市民から直接調達できるというメリットがあるし、市民側も、民間事業のような貸し倒れリスクが基本的にないので、比較的安心して投資できる。

 しかし、疑問点もある。
・そもそも、なぜ自治体がやらなければならないのか?
・一般に風力発電事業は、民間でもできるのに、自治体がやるのか?自治体が公共事業として行う根拠は、公益性が高いことと、民間では行えない事業であることである。
・民間がやるよりも自治体がやるほうが効率的か?自治体が行う事業はコスト効率的でないことが多い。
・事業が失敗した場合、結局税金が使われるのではないか?

これらの疑問点を解消できない内は、民間が担える風力発電事業に市民から資金調達をして自治体が行う意味がわからない。

以下、報道
------------------------------
鳥取県、11月下旬から風力発電・ミニ公募債を発行
出所: 日経新聞
 
鳥取県は11月下旬、鳥取放牧場(鳥取市)で風力発電を始める。出力1000キロワットの風車を3基建設し、一般家庭約1500戸分の電力を供給できるという。建設費の一部に充当するため、県民らを対象に総額20億円のミニ公募債を発行する。
 「とっとり県民債」は5年債を15億円、10年債を5億円発行する。利率は7月中旬に予定されている国債の入札状況を勘案して決める。申し込みは7月19―25日。県内の鳥取銀行本支店のほか、はがき、インターネットで受け付ける。発行日は8月19日。
 県は自然エネルギーの開発を進め、2007年ごろに3万キロワットにする計画。鳥取放牧場での風力発電はその一つで、昨年1月に機種を選定して、建設を進めてきた。
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【2005/06/30 15:40】 風力発電 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)
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この記事に対するコメント
自治体風車の意義
民間にできることは民間に。小泉首相ではありませんが、私もこの考えに賛成です。しかし、それでも敢えて自治体が風車を建てる意味を考えてみました。

1.地域の資源を地域で使う。最近地方に残された地域の資源である風が中央の風力発電事業者に収奪されているという批判があることをご存知ですか?この問題をことさらあおる考えはありませんが、無視することもできません。地元自治体が風車によって利益を出せればそれを市民に還元することができます。

2.おらが風車的な親しみがもてる。県の建設する風車はともかくとして、市町村が建設する風車は住民にとって東京の会社が建てた風車より身近に感じられる。

3.情報公開がしやすい。民間事業者は設備利用率さえ公表するのを嫌がります。まして外部から見てわからないようなトラブルは絶対に進んでは公開しません。風力発電の進展のためには情報公開が必要です。

4.地域の風力開発の先導約を果たす場合もある。それまで、風力発電と無縁であった地域に自治体が風車を建て運用成績が良かった。それを聞きつけて、その後、その地域で風力発電の開発が盛んになった例がある。

ただし、上記のような役割を果たした後は、民間に風力発電の開発を任せた方が良いと思います。以上はすべて風車の建設から運用までにかかわった町役場職員としての感想です。
【2005/07/01 21:13】 URL | kynthm #- [ 編集 ]
貴重なご意見ありがとうございます
風車の建設・運用に関わった行政の方だそうで、貴重なコメントいただけて本当にうれしいです。
私の気づかなかった側面を指摘していただき、大変勉強になりました。
以下、いただいたコメントに対して、再度コメントさせていただきます。

 1.と2.は、地域の資源をどう捉えるか、という問題ですよね。
私も基本的には、地域資源は、なるべく地域主導で開発されることのほうが望ましいと思います。その点では、賛成です。
ただ この問題を整理すると、これは、所有権に基づく経済的課題というより、いわゆる資源ナショナリズム(ここではリージョナリズム)的な考え方で、一種の政治的課題と理解しています。したがって、その地域の人々が地域資源をどう考えるか、というのが重要になってくると思います。
そういう意味で、「自分たちの地域の資源を地域の人々の手で開発・管理したい」、という思いを持つ人々がいれば、自治体が積極的に支援するということも重要だと思います。

 3.と4.は、自治体が地域の資源開発のイニシアチブをとるということで、情報を蓄積公開し、認知を広げ、地域の風力開発を支援しようというものと理解しました。
 確かに、風力はまだまだ認知が低くて、ビジネスリスクが高い事業です。そのリスクを敢えて自治体が被り、そこでの経験を公開し、風力市場の発展に寄与しようとする心意気は立派なものだと思います。
 むしろ、自治体は、自ら事業を行うだけで終わらずに、次の段階として、上記のようなやる気のある地域住民を支援する枠組みを整備していくことが「地域の、地域による、地域のための発展にとって」重要だと思います。

日ごろ、地方自治の仕事に関わっておられる方には、釈迦に説法かもしれませんが、以上が僕のコメントです。
また、考え違い等ございましたら、ご指摘いただければと存じます。
【2005/07/06 19:30】 URL | 唯道歩 #- [ 編集 ]
再生可能エネルギーは地域の資源
当町(静岡県東伊豆町)では風は古くから「やっかいもの」扱いでした。地元でいう「ならい」という東風が吹くと、漁師は海に出られず、また、施設(ビニルハウス)栽培ではハウスを壊す原因となるからです。ですから、私も風力発電に携わるまで、風が地域の資源だという認識はまったくありませんでした。

しかし、最近は風だけでなく、太陽光や各種バイオマスが地域の資源であり、エネルギーも地産地消の考えから各種の試みが実施されるようになっています。特に私が注目しているのは青森県八戸市で行われている、新エネルギーのみを対象にしたマイクログリッドの実証試験です。こういった取り組みの実験台になるのも自治体の役目の一つなのかなと思います。

私は役場に入って16年目になりますが、気を付けているつもりでも考え方がお役所的になっていて自分でもガッカリすることがあります。ですから、若い方(っていう言い方がすっかりオヤジです)の感性でいろいろ問題提起していただくと、たいへん勉強になります。これからもがんばってください。

長々と失礼しました。
【2005/07/07 21:32】 URL | kynthm #- [ 編集 ]
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